Webサイトのパフォーマンスに関するおすすめのコンピューター書籍
Webサイトのパフォーマンスに関するおすすめのコンピューター書籍は、「ハイパフォーマンスWebサイト 高速サイトを実現する14のルール」、「続・ハイパフォーマンスWebサイト ウェブ高速化のベストプラクティス」です。
Webサイトのパフォーマンスに関するものと言えば、サーバー環境の構成、サーバープログラムの処理の組み方、データベースのチューニングといったものもありますが、これらの書籍ではスタイルシート、JavaScriptといったクライアント側の技術を取り上げています。
まず、先に出版された14のルールのほうでは、スタイルシートやJavaScriptの記載位置や、圧縮によって、どのような問題があり、どのような効果が得られるのかが、応答時間の表や、HTTPリクエストのグラフを使って、分かり易く記載されています。
また、キャッシュやリダイレクトといったパフォーマンスに関わるHTTPの技術についても、要点が分かり易く記載されています。
それほどボリュームのある書籍ではないので、読み易いかと思います。
次に続編のほうですが、こちらは効率のよいJavaScriptのコードの書き方や、スタイルシートでのセレクタの使用方法等、もう少し詳細に踏み込んだ内容となっています。
特にJavaScriptに関しては、処理のブロックに関すること等、細かな内容が多く記載されています。
また、画像の最適化や、参照ドメイン数と同時接続数の関係、ドキュメントのフラッシュ等、様々な知識が得られるものになっています。