さくらインターネットのレンタルサーバーについて
ホームページをインターネットに公開するには、コンテンツを配置し、アクセスを受け付けるサーバーが必要となります。
手軽に始めたい場合は、レンタルサーバーを利用すると、コンテンツを指定の場所にアップするのみで、ホームページを公開することができて便利です。
レンタルサーバーの業者にも色々あるのですが、このサイトでも利用しているのが、さくらインターネット のレンタルサーバーです。
このサイトでは、スタンダードプランを利用しています。
このサイトでは、公開を開始した2013年5月から使用しており、全く問題は発生していません。契約を自動更新されるようにしておけば、特に管理作業等を気にすることなく使い続けることができます。
以下に、このサイトでも利用しているものも含め、特徴等を記載しておきます。
他社で取得したドメインを利用する場合
他社で取得したドメインで、さくらインターネットのレンタルサーバーで公開しているホームページにアクセス可能とするには、さくらインターネットのサーバーコントロールパネル(管理画面)での設定が必要です。
設定の詳しい方法は、さくらのサポート情報のページで確認できますので省略しますが、さくらインターネットのDNSにドメインを追加しただけでは、インターネットからアクセスできるようにはなりません。
ドメインを取得して、インターネットからドメイン情報が参照可能となるのは、ドメインの取得元のDNSまでになるので、ドメインの取得元のDNSから、さくらインターネットのDNSを参照してもらうように設定する必要があります。
ドメインの取得をお名前.comで行っている場合は、当サイトのお名前.comでのドメインの取得についてのページでも少し説明していますのでご覧ください。
mod_rewriteを利用可能
.htaccessを使用して、mod_rewriteの設定を行うことができます。
さくらのサポート情報のページで、初期ドメイン「〜.sakura.ne.jp」から独自ドメインにリダイレクトさせる設定や、wwwなしからwwwありにリダイレクトさせる設定等、最初に行っておきたい設定の方法を確認することができますので、詳細は省略します。
SSI(Server Side Includes)を利用可能
HTML内でヘッダー、サイドバー、フッター等の各ページで共通する部分を別ファイルで作成し、各ページのファイルから読み込めるようにしたい場合、PHP等のプログラムを使用しなくても、SSI(Server Side Includes)を使用して行うことができます。
例として、「/common/header.html」というファイルを読み込みたい場合は、htmlファイルに以下のように記載します。
<,!--#include virtual='/common/header.html' -->,
SSI(Server Side Includes)では、ユーザーエージェントを判別して、コンテンツの内容を切り替えることもできます。
例として、iPhone、iPad、Androidからのアクセス時に、特定の内容を出力したい場合は、以下のように記載します。
<,!--#if expr='$HTTP_USER_AGENT = /iPhone|iPad|Android/' -->, iPhone、iPad、Androidからのアクセスです。 <,!--#endif -->,
SSI(Server Side Includes)を拡張子「.html」のファイルでも利用可能にするには、.htaccessで以下の設定が必要です。
AddOutputFilter INCLUDES .html
その他
他に、このサイトでさくらインターネットのレンタルサーバーのスタンダードプランを利用することにした、決め手を記載しておきます。
このサイトではまだ利用したものを公開していませんが、PHP、MySQL、共有SSLを利用することができます。
試しに少し使ってみた感じですが、これらの設定は、さくらインターネットのサーバーコントロールパネル(管理画面)で、手軽に行うことができます。
SFTPを利用可能です。ファイルをアップするのにFTPではなく、暗号化されたSFTPを利用したほうが安心です。
アクセス解析が利用可能です。Googleアナリティクスを使用すれば、色々なアクセス解析を行うことができますが、データの転送量はサーバーのログがないと分かりませんので、この情報を得るためだけでもあると便利です。